ココロのたべもの。

先日天体観測へ行って巨大なテレスコープで星を見たんだ。ものによってはサングラスをかけなければならない程眩しく輝いていて俺もそうなるようにさらにスピードを上げて行くよ。

満月の夜は事故が多いってのはホントみたいです。
その帰りだけで僕は三件事故を見ました。
それも全員車同士とかではなくて、ガードレール、岩などに自分から突っ込んでいる。

あのまん丸い月は巨大な海を満ちさせることができるんだから、考えてみれば水分が70%以上の人間のちっぽけな体に異変を起こさせる事くらい容易いのかな。

高ぶる気持を抑えて夜中のフリーウェイに車を滑らせる。
今日もいい日。


という日記を書くだけ書いてパソコンのどこかに放っておいてありました。
これはきっとSpring 2006の頃だろうなぁ。LAにいたころ。
光景は今でも全然覚えてる。

こんなこともあるもんだな。


ところで昨日の晩はNYでも満月でした。すごく雲がかっていて、でもそれを仲間と見上げた時ボクは個人的な事であまり気分が良くなかったので、ああ綺麗だねと言ったけれど内心どうでもいいと思っていた。

結局美しいものも、その時の自分の状態によって、感動にも無関心にもなるんだなと。
感動と言えば、この間茂木健一郎さんが面白い事いってました。

人間は、おいしいものを食べたとき、飲んだときとか、幸せ感じますよね。
それと、最高の音楽を聞いたとき、最高のデザインを見たときなどに幸せと感じる時は、脳の部分で全く同一の箇所が反応を起こしているんですって。

食べ物を食べないと生きていけないというのは、必然的で誰もがわかっていると思うけれど、それと同じように、たくさん芸術などによって感動していかないと、魂に"食べ物"を与えていないということになるんです。美しい心が死んじゃいます。

脳科学的に言っても、最高の美に触れていくことはとっても大事なんだなぁと。
幸いNYCはたくさんの芸術で溢れているので、どんどん触れて行きたいなぁ。