”Patti SmithとYosuke Hosoiとの間”

Houston stと6 AveのとこにあるFilm ForumというシアターでPatti Smithのドキュメンタリー "Dream of Life"があるというので山本さんに誘われて行ってみると幸運にもチケットがまだ余っていた。
なぜ幸運かというと、その日はPatti本人と監督のSteven SebringがQ&Aに来るというから。
映画で見ているとPattiは本当に人生を謳歌しているなと感じて、そんなんいいなって嬉しくなった。歌歌ったり、写真撮ったり、政治的メッセージ送ったり、友達の幅がめっちゃ広かったり、やはり影響力のある人は何しても届くなと。

Q&Aではまた特に質問などは考えていなかったけど、目の前にあのPattiがいるのだ。何か考えてでも会話をしたいと思って、何人かが質問している間に僕は考えた。そしてたくさん手が挙がる中で、「この手だぜ、Patti!」と言わんばかりに手を挙げたら、それが通じたのか、アジア人が質問してなかったせいかすぐに指してくれた。やっほい。
僕は「ロックンローラーとしてたくさんのことを成し遂げた今、残りの人生でやりたいことって何?」って聞いた。
Pattiは「やりたいことなんて尽きないわ。まだ歌を歌いたいし、写真も撮りたい、トラベルもしたいし、あれも、これも、それも、、、」と言った感じで答えてくれた。歳をとっても興味、好奇心を絶やさないこと、勉強、学びを続けることがやはり大事なんだってことを再認識させてくれた。
これでまた、ほんの数分とは言えど、"Patti SmithとYosuke Hosoiとの間"に何かが起こったのだ。コミュニケーションが起こった。
気づけば意識的に何かこういった機会には必ず質問してきている。すごく些細で、相手の記憶にさえとまらないかもしれないけれど、やらない0よりは、きっと何か起こるでな。
劇場を出たところで気さくにPattiがポップコーンを食べてたのでサインをもらった。
今でも僕のデスクの横に飾ってある。

NYはこの間のEryka Badu, Jill Scottのフリーコンサートといい、今回のPatti Smithといい立て続けに何か良い事あるなぁ。