編集終了=映画祭出品決定

ふぅー。
やっと今日作品を納めて来ました。
今朝DVテープにレコーディングしてとりあえず緊張の糸が緩みました。

ここ一ヶ月くらい、キャスト集め、ロケーション、構想などから始まり撮影、編集と、ずーっと一個の作品のことばかり考えてた。
編集なんて授業と必要最低限の行動以外、数日間ずっとやってる感じだからね。
恋人でもこんな一緒にいないよというくらいマックが恋人だった。
編集中、一瞬、全て消えた!?っていう時が何度かあって、それはホントに冷や汗でるし、ちょ、ちょっと待って、って感じになる。
泣きそうだよあれは。

とにかく長い編集が終わったよ。
何度も終わったと思うんだけど、納得行くまでちっちゃなことでも全体を壊してまた構築して。
また壊して、再構築。

今回編集してて思ったのが、編集って何だかルービックキューブみたい。
一つ一つ組み立てて行くんだけど、最後ら辺なんかほぼ完成しているんだけど、たった小さな一コマを組み入れる為に全体を一度壊さなきゃならなかったりして、だからせっかく出来かけていたのに一度ぐちゃぐちゃーってなっちゃうんだ。
得に今回の様な細かいミュージックビデオなんかだとコンマ一秒かそれ以下のズレでも、見ていると気持悪いのでズレたらいちいち直して行かなきゃならない。

プロの編集者は撮影などまったく見ずにやることが多いが、確かに今回その意味がわかった。
監督が思い描いてた画をそのまま映像化できるのはすごくいいことだと思うが、それだと実は独りよがりのイマイチなものになってる可能性が高い。
やっぱ何度も何度も同じ画を見ては戻してやっていると、意識していても客観的な目がどうしても薄れていっちゃって、ただ個人的にお気に入りのショットとかを削れなかったり、ストーリーをみんなもわかってる気になっちゃって展開がクリアーでなかったりする。
みんなの目に触れるのはできればスクリーニングの日、でかい画面でいい音で、が初めてであって欲しい。
いきなり何も知らずドーンとね。
でもやはりその前にそういう客観的な目をもらわないと、最終的に大切な作品自体のクオリティーが向上しない。

まぁとにかく、これでひとまずアメリカでの最初の監督作品、自信を持ってみんなにみせられるかな。

この場を借りて、客観的な視点をくれた方、Final Cut初めての僕に技術的なことを教えてくれた方、あなたのおかげでこの作品がぐっとよくなっったように思います。
ありがとう。

疲労がどっぷり来てるけどあと2週間は休めない日が続くな。
みんなもファイナル頑張って下さい。

最後に上映会のお知らせをして終わりにしようと思います。
6/2 (Fri) 18:30よりSanta Monica CollegeのFilm Festivalがあるので是非皆さんお誘いの上、足を運んで下さい。
全てFREEだしFOODもあるようです。
ファイナル前かもしれないけど、金曜の夜だしいいじゃない? TGIFってことでみんなでピザでもつまんで見てね。
僕の作品は何時からとかはまだわからないのですが、もしわかったら追って書きます。
お待ちしております。
Bye.