Asian Film Festivalにて

昨日はRon Oda監督のAsian Stories ( Book III)を見に行った。
そういえばこの日も強運が起きた。
監督一発目で前売り550枚売完売。
当日券も朝には完売と驚異的な勢いで売れて行った。
僕らが着いたのは1時間前だからもう何もなかったんだけど、とりあえずwating listに名前を書く。
これだけ人を集められると言うのはproducer Kris Chinのパワーか。
宣伝のうまさか。
彼はUSCのBusiness major。
すげえできる感がぷんぷんしていた。
学校の"名前"があるとオーディションにたくさん人が寄って来るのが利点でもある。
結局wating listにも漏れて、ぎりぎりで売りに来た人からチケットを買ったが2枚のみ。
3人で行っていたので、僕だけ入れないというむしろ最悪な結果になろうとしていた。
何とかあと1枚買えないかと待っていたら、ここで奇跡が。
後から肩をちょんちょんとされて、There you go.とそれだけ一言言ってチケットを手渡しその男は去って行った。
一瞬何の事かわかんなかったんだけど、自分の手を見たらチケットが一枚握られていた。
次の瞬間訳もわからないコリアンガール達が群がって来て、何よーみたいなことを言って睨まれまくり。
結局、まだまだチケットを探し求めてる人が会場内にひしめく中、お金もむしろ払わずタダでチケットを手に入れてしまった。
何て運がいいんだろう。
彼の顔も容姿を覚えていない。
何か今でも誰だったのか、何でくれたのか、全て謎のまま。
神的だ。

内容は猟奇的な彼女テイストな感じがした。
笑いありつつシリアスと。
黄色い靴を多用したのは客を映画に入らせる単なる道具だといっていた。
日本人のKatzさんもas location sound mixer, later, editor, and sound designer, and web designerとして頑張っていた。
もっとこの映画が広がればいいですね。

帰りは僕の浮いたチケット代でYOSHINOYAをみんなにおごって帰った。
何だか余計おいしく感じた夜。