映画史と水曜の夜。

今日の夜も映画史の授業に出て来た。
って書くのも、実はもうこのクラスはとっくにドロップしてるんだ。
単位は今学期のは足りてるし、単にキツくなって他の成績が落ちてもなって思って。
でもエジソンから始まる映画史がどのようにして今日までやってきてるかということを知りたくて最初の授業から出続けてる。
単位はもらえないけど、ある意味タダでそれができるってこと。週に一回映画見に行ってるようなもの。
すごくいいね。
今日は30年代の映画を2本。
Morocco(1930)とI Am A Fugitive From A Chain Gang(1932)。邦題だと確か”仮面の米国”、意味わかんないね。笑
ロッコの方はまだマイク1本撮りで、せっかくのオーケストラも、大勢で話す会話も、すごくフラットで奥行きがない。耳が痛い。
仮面の米国は内容も見ていて飽きなかったし音も改善されている。
しかし映画は時代背景もすごく反映されるもので、1929に恐慌があった通り、この映画もHollywood得意のハッピーエンドとはいかない。まぁ個人的にはハッピーエンディングはあまり好まないが。
クラスは正式にとってないけど友達も出来たし毎回話も楽しめるしね。
ほら、あのスティーブ・ジョブズだって興味のあるクラスに潜り込んで、それが後に役に立ってApple コンピュータが生まれたわけでしょ。
きっと何かの役に立つだろう。
というかこういう一つの点は自分で振り返って繋げて行くものなんだけどね、って彼は言ってた。
監督や映画に関わる人はシネフィルが多いって言う話はよく聞くし、いずれにしても自分のパワーになっていくことは間違いないだろう。
これも昨日大切だと書いた一つの、継続して行く中での将来への”動き”だね。
4時間授業は長いけど毎週水曜の夜が楽しみだ。