日付が変わる頃

今夜は満月。
ってことで九時過ぎに支度を始めて、今夜もまた写真を撮りに出かけた。
おばあちゃんがまた心配してもあれだから彼女が寝静まってからにした。
今夜はちゃりにのって海まで行ってしまおうっていう感じ。
少し危険かと思ったけど最近変に慣れちゃってどうもだいじょぶな気がしてね。
くるりとともにぴゅーっと少し寒い日曜の夜を行った。
夜だし、海に近づくにつれてすごく湿っぽくなる。
海に着くとやっぱ綺麗だった。
すごく癒された。
とりあえずサンタモニカの桟橋へ行った。
ネオンが綺麗だった。
その後ピアを離れてもっと暗がりを求めてあんま人のいないとこを探した。
素敵な満月を撮っている時だった。
斜め後から大きな人影が二つこっちに近づいてくるのがわかった。
軽く振り向いて黒人さんってこともわかった。
周りは暗く他に人もいず助けを求めるのも不可能だった。
やべぇもう逃げらんねぇわと思って少し覚悟した。
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結果的には普通に写真の話をした。
夜フラッシュを使わずに月の明かりだけで撮影するのにShutter SpeedとかApertureとかFilm Speedがどうとかこうとかって言う話。
彼も昔撮ってたらしい。
俺も少し勉強してたから話はわかった。

そのあと人のいない3rd行って少し撮った。
日曜の夜だからみんなお家にいるのかな?
気がつけば日にちが変わってた。
またちゃりをこいで家まで帰った。
どう撮れてるか楽しみだ。

あったかいチェラーダを飲んでほっと一息。

あっ明日ビジネスのテストじゃん。。
それに今日はだいじょぶだったけどもう少しcarefulにならないといけないね。
死んだらおしまいだし。


話は変わるけどキリスト教について少しだけ。
僕のメキシカンのホストマザーは熱心なキリスト教徒です。
僕もなにぶん興味はありましたからキリスト教について聞いたことはあるんですけど彼女の英語もひどいもので何言ってるかさっぱりでした。
でも俺がパーティに出かける前とか『神が怒るから私はそういうの嫌い。行くべきじゃない』って言って来たり、
アメリカの大きなイベント、halloweenの時も『あんな騒ぎして、デビルが怒ってる』とか言ってた。
あとは毎日教会行ったり。
俺も前一回教会行ってみた。
聖歌とか歌うと思ってたけど、そこは何かモダンでギターにドラム、ベースのバンド編成でまぁキリストに対する歌を歌ってた。
何か軽い感じがした。
人がそこまで真剣に信じてるものだからすごく興味があるし、馬鹿にできたもんじゃないけど、そうやって楽しいことにまで制限が行くならば俺は信じたくないキリストとか。
確かニーチェが言ってたっけ。神を信じるのは道徳とか心の面で、弱い者が強い者に対して優越感を得るって。
一理あると思う。
でも心に、自分のバックに常に神という支えがつくとすごく安心できたりするのかなって思う。淋しい時も辛い時も。
クリスチャンの友達に今度会ったらもう少し聞いてみよう。
まだ肯定したり否定したりできるほどキリスト教に対する知識も何もないし。

おやすみ