ふぉと とりっぷ
ビールを飲みまくった翌朝金曜早くphoto tripへ出かけた。
Elizabethと片道6時間。
壮大と言ったらいいのでしょうか、自然のでかさに圧倒されながらひたすら真っっっ直ぐのフリーウェイを。
Lou Reed好きな彼女に嬉しさを覚えつつ
僕たちのテーマソングはWalk On The Wild Sideになった。
doo do doo do doo do do dooってね。
キャンプについたのはもう夕方5時過ぎ。
テント張って、ご飯作って、明日からの行動を決めて
めちゃくちゃ寒い森のなかで寝た。
Whiskeyをもらった。
体の中から暖かくなった、ほんとにおいしかった。
炎が素敵だった。
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翌日は車でelevation 8000 feetくらいの山をがんがん行って最後は歩いて上ったな。
頂上が見えて来るとテンション上がって走りまくって上ったら息が切れた。
だから息吸いまくったんだけど空気が薄いせいか、吸っても吸っても大して楽にならなくて普通に苦しかったし;
でも景色は最高。
寝て空を見てみた。
雲がなくて青しか見えなかった。
吸い込まれると思った。
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夕方sun set のショットを狙いに行ったけど迷って日が沈んでしまった。
翌日に持ち越し。
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夜は10時からnight photography。
tripodとcable releaseを使って15分くらいシャッター開けて撮ったっけな。
professorたち総動員で木にライト当てたり何か色々settingしてて本格的だった。
カリフォルニアで着る事ないと思ってたピーコートまで着たけど寒くて死ぬかと思った。
隣のSussaneとか言ったっけな、15分x2の間しゃべって時間を潰した。
空には熟れてこぼれんばかりの星がいた。
こんなに星ってあんの?ってくらいあった。
息を白くさせながらしばらく見てた。
Sometimes I wonder who am I
Who made the trees - who made the sky
Who made the storms - who made heartbreak?
I wonder how much life I can take
Lou Reedもそう歌うようにそんなことを思った。
寝る前にシャッターを空に向けて開けたまま星がうまく流れて撮れますようにって一瞬願って
寝袋に頭まで潜って翌朝早くのsun rise shootに備えた。
流れ星が綺麗だった。
一つ流れたら、空から一つ星が減っちゃうの?と思うと軽い喪失感があった。
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起床は4時。
真っ暗な上に寒くて軽く肺がきしんだ。
車に乗り込んで湖を目指す。
もちろん音はLou Reed。
めちゃくちゃ朝4時の冷たく暗い空気にはまってて笑顔になった。
早く着いたから日の出を待って水を撮ってた。
日の出が近づくと空がオレンジみを帯びて来る。
そしていよいよ太陽が顔を出す瞬間はなぜか緊張した。
それとわぁぁー。って感じだった。
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撮り終えたらゴールドラッシュの町Bodieへ行った。
町と言っても山の高いとこにあって今じゃもちろん誰もいない寂れた場所。
何か時代を感じ、そして淋しい気持ちになった。
professorたちも来てるから自然の中でレクチャーを受けてすごく為になった。
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夕方になると火山の険しいとこに登ってtripodをごっつい石の上に構えてsun setを待った。
グラデーションの美しいこと。
ピンクがね。
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月曜に授業があるためLizと、こっちで仲良くなったDaveとはこれでお別れ。
学校でまた会うだろうに荷物を一人片付けてると淋しいものがあった。
Are you sad, Yosuky?ベストなタイミングでハグしにきてくれた。
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帰りはSwedish girlと夜中のフリーウェイを6時間。
めちゃ眠いけど初対面で寝れないし話をよくした。
帰りはBeck。夜中のBeck。
何かまた嬉しかった。
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まじでSwedish girlに感謝しながら最後に写真以外で思ったことを書き残そう。
あとで情けなさを笑えるようにね。
とりあえずこの旅、自分にショックを受けました。
女の子に頼りっきりな自分を見てるのが情けなくてまじで苦しかった。
彼女はnative、俺がもっと英語話せたらむしろ引っ張れるのに。
それと1対1の会話なら楽しめるのにアメリカの若者たちが2人以上いるともう俺はほぼ無口な人間に。
というのも彼らが今現在何についてしゃべってるかつかめない時が多々あって
だから会話に入れない。
それが30分とかなら耐えるけど3日あるとまじで滅入った。
ほぼ聞いてるだけ。
もちろん常に会話に入る努力はしてたけどね。
だから時間が経つに連れて話すのが多くなって来てた。
でも3日間NO JAPANESEの中で得たものは多かった写真にしろ英語にしろ友達にしろ。
最後まで俺に対してほんとに優しかったLizにほんと感謝です。
DaveもTimもTerryもSussaneもその他大勢。
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長く書いたな。
そろそろ暖かいベッドで寝よう。
キャンプに行って電気と帰れる家があることの大きさに改めて実感させられた。