日本からの贈り物

今日の昼頃日本から贈り物が届いた。
最近寒くなってきたから少し暖かいものを頼んだもの。
日本で持ってたものがお気に入りで別にアメリカに来て欲しいと思った服はそんなにない。
だからこれとこれととか言って送ってもらったから中身は大体わかってたんだけど
いざ開けてみると
好きだったピーコートとか
ジャケットとか
ハットとか
それから革ジャンとかたくさん出て来てまじで嬉しかった。
あと日本のCDと本とヘッドホンなどなど。
あーもう最高ですね。
そして全部箱から出し終えたところで底にあったのは一通の手紙。
まずは10歳下の妹から。
綺麗とは言えない字で、しかも俺がこっちへ来てから初めての手紙なのに
最近のあいのりのこととかが手紙の半分を占めてて笑
やっぱ目の前のことしか見えないのが小四なのかなーと思うと、それも可愛らしいもんだと。
あと俺が日本を出る前より使ってる漢字が増えてたのがね。
彼女なりに学校をこなしてるのかなって感じた。
まぁ”友達”って書く時は”友だち”みたいな具合、半分漢字で半分ひらがな。
そんな時もあったなぁ。
それから母親からもあった。
とりあえず心配して、そして応援してくれてる人がいるってことを改めて感じた。
単純に嬉しい。
あと、そこには毎日会うくらい仲のよかった友達の母親が亡くなったと記されていた。
彼女を知っているだけに苦しかった。
って言っても本人から比べたら比べ物にならないくらい重みが違うのはわかってる。
どれだけ辛い事か。
何も言えないけど頑張ってな。
自分の知らないところでもまた色々起こっているんだなっていうのも改めて感じたこと。
最近自分のことにフォーカスしすぎてたかもしれない、良かれ悪かれ。
最後に、母は”一期一会”と言う言葉で手紙をおしまいにしていた。
”一生に一回限りのこと、生涯にただ一度会うこと”
これは茶会の心得。
利休の弟子、宗二によるもの。
皮肉にも”一期一会”と言う言葉を俺は今年の正月に書き初めでがっつんと書いて家に飾っておいた。
小学生の妹の書き初めを教えてあげてたら
無性に自分も書きたくなって一筆だけ思いついた言葉を書いた。
小学生という年はすごい。
飲み込みが早い。
ここをこうしたらいいって見せてあげると
すぐにうまくなるのが目に見えてわかる。
それは妹でも思ったし、塾の教師をしていても思ったこと。
話は戻るけど、”一期一会”。
今の自分を形成しているのは、
もちろん自分の意志もあるけど、出会いは大きいと思う。
あいつに出会ったからこの音楽を好きになって、
あの子に出会ったからこういう考えをもらって、、
出会いは必然的にもたらされてるのか
はたまた偶然的なものなのかは考えるところではあるけど
いずれにせよ、ここアメリカ。
毎日知らない人、触れた事のない文化の人に会う、出会いは大切にしたい。
そして相手からも会えてよかったと思ってもらえるような人になりたい。
影響力を持つ人になること。