病児励ます夜空の大輪=有志が打ち上げ花火−埼玉

昨晩この映像を撮ってきました。たかが花火、されど花火、しかし病院から出られない子供たちとその家族にとって「何か」の時間になったことは、みんなからこぼれる笑顔と目の輝きから十分伝わりました。映画よりリアル。現実。花火師の方もボランティアでやってくれる裏には熱い思いがあったり、何より代表のKimuraさんの姿を見ていると、確かな「情熱」は人に伝わり、そして人を動かす力があるんだなと再確認した夜でした。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013031900956
 難病と闘う子どもたちを勇気づけようと、埼玉県立小児医療センター(さいたま市)の病棟前で19日、季節外れの花火が打ち上げられた。今年で3回目。つらい治療に耐えながら入院生活を送る子どもたちは、夜空に咲く大輪に目を輝かせた。
 以前同センターに勤務していた県職員木村浩康さん(35)が企画し、打ち上げ場所となる休耕地の地権者や近隣住民を説得。熱意に打たれた同市の花火師が無償で協力している。
 同センターには、白血病や心臓病などで乳幼児から高校生までの約240人が入院しているが、感染症の恐れから外出できず、間近に花火を眺める機会が無い患者も多い。
 この日は午後6時半すぎから、花火45発が打ち上げられた。3階のバルコニーでは保護者や看護師に付き添われた子ども約40人が食い入るように見詰め、「すごく大きい」「きれい」などと歓声を上げた。(2013/03/19-20:45)時事通信さんより。