Man of the House、カンヌ国際映画祭へ正式出品決定!! Man of the House is accepted into Cannes Film Festival!


この度、長年目標としてきましたフランスのカンヌ国際映画祭 ショートフィルムコーナーに私のニューヨーク市立大学での卒業制作の短編映画「Man of the House」が正式に上映が決定しました。来年こそは、来年こそは自分が行くんだ、そしてまだまだ微力ながら少しでも日本の映画が世界に届けられる様に、と製作して参りました。ここまでひとまず来れたのもみんなのおかげです。来週からフランスを楽しんでこようと思います。次へのステップになりますように!!

あらすじ
東北地震の影響を受けたあるアメリカの家族の物語。日本で働く父親は残って仲間を助けることを決意する。アメリカでおばあちゃんと住む弱虫な五歳の息子エディに、自分がいない間大黒柱としておばあちゃんを頼むと伝える。落ち込むおばあちゃんにエディは苺ケーキを買ってきてあげようと初めて一人で買い物にでるが。。 もう一つの視点から地震見つめた家族、勇気、希望を描く物語。

プロフィール
高校卒業後、世界で通用する映画監督を志してアメリカ、ロサンゼルスへ渡る。サンタモニカカレッジで映画史を学ぶ傍ら、ハリウッドで長編映画からミュージックビデオなど数々の現場で経験を積んだ。またジョージ・クルーニーパトリック・スウェイジらを輩出したビバリーヒルズプレイハウスで演劇を学ぶ。2011年ニューヨーク市立大学映画学科卒業。在籍中に監督した作品『クラブ・フィズ』でニューヨーク、アジアン アメリカン映画祭での受賞、ニューヨーク連邦銀行主催のコマーシャルのコンペで三位受賞、また卒業制作の『Man of the House』はカンヌ国際映画祭 ショートフィルムコーナーで上映される。現在はフリーランスで撮影をしながら、初長編映画に向けて企画を進行させている。

ステイトメン
三月十一日、巨大な地震津波が祖国日本を襲いました。私は現在活動の拠点としているニューヨークにいて、ニュースを見ていること、募金活動をすること以外何もできませんでした。家族や友達の住む日本を想い、いても立ってもいられない心境の中、自分は被災者の方々に長期的な意味で何が出来るか考え続けました。私が少なからず今までの人生で打ち込んできたものは映画でした。

地震が起きたのは日本ですが、遠いアメリカにも精神または個人レベルでの影響はあり、そこにはスポットライトを当てるに値する物語があると感じました。私のアメリカ人の友達の家族の話から構想を得て、地震の影響を受けたあるアメリカの家族の葛藤と勇気の物語を描きました。

2005年に世界で通用する映画監督を志してアメリカへ渡ってから七年間、学校や現場で学び経験してきた学生最後の集大成です。日本が長期的に復興していく中で、この映画を通じて少しでも勇気や希望を与えられたらと願い制作いたしました。

細井洋介

Today I have a great news to share. My thesis film "Man of the House" is officially accepted into Cannes Film Festival's Short Film Corner, which is one of the most major film festivals in the world and I've been wanting to go to Cannes since I started to make films in Japan eight years ago. Thank you everyone for your support.

Yosuke Hosoi