ハロウィン編・ぼく戦争には行きません編・メキシコ留学編

Gun Shooting

金曜日。
行かない予定のISFのHalloween Partyにひょんなことで参加することに。
パーティー会場に向かう途中僕はピエロの衣装を買っていざ出陣。
クラブのPRESIDENTと行ったからパーティーを楽しむだけじゃなくて、支える側として数時間手伝った。
当日少し手伝っただけでわかったようなことは言えないけど
みんなに楽しい時間を提供するために、すごく大変なのが少しかじれた気がした。
少し意識して考えを巡らさない限り、裏方の存在に気づけないと思う。
企画から最後の片付けまで、ひとつのイベントを作り上げるって素敵だなって思った。
パーティーにはSexyやらfunnyやら色々いて面白かった。
それに色んな国の人がいてね。
帰ったのは朝5時。
疲れたー。

軽い頭痛とともに昼頃起きた土曜日。
タイジと彼の新たな相棒のオープンカーでLA Downtownまで行った。
久しぶりに晴れた空に、オープンカーは最高に気持ちいいね。
ロスのダウンタウンって言ったら想像でいくと栄えた感じだけど
あそこは荒廃、もしくは無機質という言葉が似合う。
何でも経験ってことで今日は銃を体験しに行った。
銃社会アメリカってことでね。
行くとそこはやはり寂れていて入るのさえ恐かった。
幸い店内はそこそこ明るく僕らはライフルをぶっ放す方向に。
ショットガンもokだったけどそれを打ってる人の衝撃はすごかった。
後に体が持ってかれてたもん;
一人25発ずつ。
透明の眼鏡かけて
耳当てして
いざ射撃場に入るが
防音の耳当てしてるにもかかわらず銃声にまじでびびる。
真面目に恐かった。
だって考えてみ?
仮に射撃場の誰かが気が狂って銃を的じゃない方に向ける事はありえる範囲内。
玉を入れて、肩にライフルを当てて衝撃を最小限に押さえる。
最初の一発とかほんとこえーし。
その環境にいるあいだ顔は引きつりっぱなし。
笑えるけど無理な笑いかな;
衝撃は思った程じゃなかったけど音がすごいな。
撃たれたら絶対死ぬってことが改めてわかった。
安全ってわかってても恐怖心が絶えなかったから
いつ、どこから撃たれるかもわかんない戦争じゃ僕は到底やってけない自信がある。
あんなのが自分の体に打ち込まれるって思うだけで恐ろしい。
戦争へ行ったらそれこそ麻薬に頼らなきゃやってけないっても、
気が狂うってのも理解できる気がした。
生命の危機や恐怖を目の前にすると火事場の馬鹿力を発揮するのもありえるけど
もしくは無力と化すのもありえる。
銃を手にして力があまり入らなかった最初。
まぁ慣れもあるだろう。
次ぎ行ったらもっとリラックスして撃てるだろう、良かれ悪かれ。

1時間かそこらだったけど精神的なものから来て結構体もぐったり気味で
昨日の疲れも手伝って2時間程夢の中へ。

その後学校でChildren's Photography from Benin & Sri Lankaって言う写真展があって、
今日がopening dayと言う事なので7時頃出かけた。
貧しい子供達に安いデジカメを与えて彼らの視点で写真を撮るというものだった。
一番印象に残ったのは、荒野に、ピカピカの赤い自転車と不自然に真新しいチカチカした洋服を着た少年の写真。
今日が入学式なのかな?
無いお金を奮発した感と嬉しげな少年の顔のコントラストが妙な印象を僕に与えた。
人は割と少なかったけど、前キャンプであったじじぃの教授と少し話をして帰った。

帰って一呼吸おくと、何やら家の前が騒がしい。
ん?俺はアメリカにいるんだよね?
ドアを開ければそこはメキシコ。
みんなそろってパーティーをやってるではありませんか。
このアパートにメキシカンしかいないのは大体知ってたけどホントにメキシカンしかいなかった。
疲れたしゆっくり勉強でもしようかなと思ったけど、あえて自分を外に出した。
眺めてたのもつかの間、兄ちゃんがダンスから抜けて来てDo you want beer, man?って。
もちろん。
ついでにうんまいメキシカン料理も頂いて2杯ってもっと食えって言うけどもう無理ー。
お気に入りのジャケットを着て少しカッコをつけてからDJにのってダンスダンス♪
メキシカンって子供から老人までみんな楽しく踊ってるからいいよね。
日本のオトナも少し柔らかくなってみたらどうだろう。
あったまって来て少し休憩して
色んな人と話してたくさん友達ができた。
メキシカン=悪い人、恐い人ってのは間違えです。
見た目はイカつい人多いけど、ギャンクみたいな人多いけど、みんないいやつです。
むしろアメリカ人より僕は好きです。
あたたかいね。
仲でも良かったのはカルロスっていうちょっといかしたMTVに務めるお兄さん。
”俺はここのアパートに入って来たり出てく人をたくさん見て来たけど、このメキシカンのパーティーに入って来たのはお前が初めてだ。ここにいるのはみんな仲間だから、いつでも頼って来いよな、man”って。
また一つ居場所が増えた気がした。
やっぱ自分から行くことだね。
Don't be SHY!

ポリスが騒ぎを嗅ぎ付けてなんか言っててパーティーは終わりにさせられました。
一回片付けたけどそれでもまたおっ始めたメキシカンは熱いです。